'16-07-28 全国一斉養育費相談会(8月7日)を開催いたします!

     取決めがなくても相談OK!

全国一斉養育費相談会 
~養育費に関するあなたの悩みを教えてください~



【開催概要】
 日  時 : 平成28年8月7日(日)午前10時~午後4時
 電話番号 : 0120-567-301 (通話料無料・全国共通)
 相談方法 : 電話及び面談(面談による相談は下記の4会場のみとなります)

◆電話会場
 全国22カ所(釧路、青森、岩手、茨城、栃木、群馬、埼玉、千葉、東京、神奈川、山梨、長野、
静岡、岐阜、三重、兵庫、岡山、広島、徳島、福岡、鹿児島、沖縄)
 総電話回線は50回線で電話相談を承ります。

◆面談相談会場(当日のみ)
 群馬相談会場:群馬司法書士会館 (群馬県前橋市本町1丁目5-4)
 山梨相談会場:山梨県司法書士会館(山梨県甲府市北口1丁目6-7)
 三重相談会場:三重県司法書士会館(三重県津市丸之内養正町17-17)
 岡山相談会場:岡山県司法書士会館(岡山市北区駅前町2丁目2-12)

【開催趣旨】
  現在、わが国では貧富の格差が拡大しており、生活保護受給者数は過去最大を更新しています。子どもの貧困に関して、「子どもの相対的貧困率」は過去最悪の16.3%に上っており(平成25年度国民生活基礎調査)、子どもがいる現役世帯のうち大人が1人の世帯の相対的貧困率はOECD加盟国中最も高くなっています(平成26年版 子ども・若者白書より)。
実に、子どもの6人に1人が貧困状態と言われている状況です。
  さらに、現在、離婚母子家庭において「養育費の取り決めをしている世帯」は約38パーセントに過ぎず、「養育費を現在も受給している世帯」は20パーセントという大変低い数値となっており(平成23年度全国母子世帯等調査より)、このような養育費の状況が子どもの貧困を助長しているものと考えられます。
  また、非正規労働の拡大や社会手当の不備などを原因とするひとり親家庭の低所得や、いわゆる奨学金問題や高卒求人数の激減を原因とする貧困の世代間連鎖も大変な社会問題です。
  そこで、私たちは、子どもたちを貧困から救うべく「養育費の受取り・取り決めの推進」を図るべきと考えております。具体的には、養育費の取り決めのない場合には取り決めを促進し、取り決めのある場合には受け取れるよう促進し、子どもの生活改善を目指すことが必要です。
 たった5,000円の養育費でも、お米が買えます。お肉が買えます。修学旅行に行けるようになります。服も購入できます。子どもの学習用の教材や、玩具、本なども買えます。子どもの人生が大きく変わるかもしれません。
  私達は、法と暮らしのセーフティネットの担い手として、子どもの育ちを支えるため、養育費の支給向上を目指して活動してまいります。
  このような趣旨より、昨年に引き続き、「全国一斉養育費相談会」の開催を企画いたしました。今回の「全国一斉養育費相談会」を通じ、貧困に陥り、困窮する子どもへの支援を行うとともに、子どもの生活が改善されるまで、声を挙げ続けていきます。また、貧困問題に関し、現場から声を拾い上げ、行政や社会に届けていきたいと考えています。


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