全国青年司法書士協議会(以下、「全青司」という)は、全国約2200人の青年司法書士で構成され、「法律家職能としての使命を自覚する青年司法書士の緊密な連携を図り、市民の権利擁護および法制度の発展に努め、もって社会正義の実現に寄与することを目的とする」(会則第二条)団体です。
2025年度の活動テーマは「原点」-あるべき司法書士として動く-です。司法書士が社会に誕生してから長い年月が経過していますが、今なお貧困や差別の問題は根強く残っており、その他解決すべき社会的課題は山積しております。
今こそ、司法書士が市民そして社会に対して果たす役割を今一度見つめなおしたうえで、司法書士として果たすべき役割を遂行していくことが重要であると考え、このテーマを掲げさせていただきました。 司法書士自らが当事者意識を持ちつつ、課題を抱えている市民に対して積極的にアウトリーチしていく決意をここに表明し、会長挨拶とさせていただきます。