'15-02-03 原発事故被害全国一斉110番(2月11日)を開催します!

【開催概要】   
日   時  平成27年2月11日(水・祝)午前10時~午後4時   
相談方法  電話相談   
電話番号  0120-600-167 (通話料無料・全国共通)   
相談内容 ◇賠償問題について ◇居住・生活に関する相談 
       ◇避難前・避難後に発生した法的紛争、相続問題 
       ◇家族間・夫婦間の問題   ◇差別等の人権問題など

【開催趣旨】
1.はじめに
 福島第一原発の事故発生から早くも4年が経過しようとしています。未だに多くの被害者が避難を余儀なくされているものの、全国での報道の数は減り、この事故が忘れ去られようとしています。
 多くの避難者は「帰宅や帰郷は果たして可能なのか、その時期はいつになるのか」あるいは「そもそも戻って生活を再建することが可能なのか」という問いに確たる解答を得られない状態におかれています。被害者だけにこの問いを押し付けることは許されません。
 この国に生まれた者が共に考えていかなければならない問題なのです。

2.本相談会の意義
 東日本大震災及び東京電力福島第一原子力発電所事故に起因する避難者の方は、まだまだ多数いらっしゃいます。そして、避難者の方が全国47都道府県に避難されています。全国の避難者の法的な支援は十分とは言えず、全国に避難していることにより情報格差も相まって、ますます孤立し、疲弊し続けているのが現状です。
 そこで協議当会としては、第4回目の全国規模における電話相談会を企画致しました。  全国規模で電話相談会を実施する理由は、電話相談を受けた後に継続して支援を行なっていく必要のある方を地元の司法書士を含めた法律専門家に繋いでいくためです。私たち司法書士は全国津々浦々に存在しております。
 東京電力への損害賠償手続きの問題も、今後は訴訟やADRを含めた直接請求以外の請求手段を講じることが必要な事例も考えられます。また、家族間、親族間のトラブルや避難先におけるトラブルが発生しても慣れない土地で相談できる人もなく、どうして良いのかわからず困っている方が多いと予想されます。
 私たちはこれまで継続的に原発事故賠償に関する相談会を開催してきました。また、クレサラ問題や生活保護、労働の問題など様々な社会問題に関わり、現場から声を上げてきたノウハウを生かし、福島県からの避難者だけでなく、関東圏からの避難者を含めたすべての避難者のかたのご相談に対応いたします。

一人でも多くの方のご相談をお待ちしております。


電話相談案内 はこちらから。